育休が終わりの近づいてくると、仕事復帰への不安がよぎりますよね。
育休中でも子供のお世話に精一杯なのに、復帰して「仕事と家庭の両立」が出来るのか。
kidsline調べ「復職にあたり不安なこと」
1位:保育園の送迎や病児の対応ができるか (70.5%)
2位:遅刻早退や欠勤などで職場に迷惑をかけないか (63.1%)
3位:体力がもつか (60.4%)
4位:子どもに寂しい思いをさせてしまうのではないか (54.4%)
実は私、一人目育休明けの時には、気持ちも家事も準備が足りず、いっぱいいっぱいの生活になりました。
今振り返ると大きな原因は「育休前の会社への情報共有不足」「私の状況(保育園情報、ワンオペ育児、実家遠方など)は個人的なこと」と思い込んでいたこと。
その時の経験を元に「育休明け復職をスムーズにするコツ」をまとめました。
このコツを生かして、第二子ではスムーズに復職できました。どなたかのお役にたてば嬉しい話。
[:contents]
目次
育休明け前の上司面談で気をつけたこと
実は、一人目の時は、産休入ってすぐに部署の上司が変わり、会社に自分がどういう風に復帰について考えているか全く話していませんでした!
なぜか?実は「会社の人に、何をどこまで伝えていいのか分からなかった」から!
具体的には、保育園の入園状況、慣らし保育期間、育休明け後の勤務体系希望など言ってなかった!これって言っていいのか?と迷ってました。
とりあえず復職前面談で「頑張ります、育児含めてのプライベートは善処します」と言ってしまった私・・・。
自分の状況も伝えてなかった(ワンオペ育児、夫の長時間労働、実家遠方)ため、上司から、仕事の配慮したくても「よくわからなかった」と後に言われました。
そこで、第二子育休明け面談では、上司へ「復職に向けてどう考えてる?」か、と素直に「復職にあたっての希望」を伝えました。
- フルタイムで働く意思
- できれば遠方勤務地は避けたい(保育園送迎があるため)
- 育休前からポジションダウン希望(責任、拘束時間、他部署との関わりが少ない)
- 実家遠方、ワンオペ育児のため急な呼び出しは私が対応すること
- 延長保育の時間(19時までのお迎え)
やる気ないと思われないか?不安・・・
しかし、その後、下記の条件で復職前に連絡がありました。
- 通勤がしやすい部署に変更。
- ポジションダウン可(しかし将来的にはキャリア形成してほしい)
- 呼び出し対応も理解、急な対応のいる仕事は外す
- 給与は元の業務より10%減るが、その他の手当てがつけてほぼ同額に調整
第一子の時は、産休前とほぼ同じ業務で復職して疲弊したので、正直感謝しかない条件での復職となりました!
育休明けをスムーズにするためにやった3つのこと
この条件を得るために、育休期間中にしていたことがあります。
上司への定期的な近況報告
2ヶ月に一度は直属上司へ電話かメールして職場の状況確認と共に、プライベート(夫や両親の状況、子供の状態)なども伝える。
また仕事の勘が鈍らないように、現在どんな事をしているか(資格、スキルアップ、休み中の社内研修の資料請求)を伝えて起きました。
保育園状況(保活)を伝える
会社から見たら、「子供はちゃんと預けれるのか、いつ頃から働けるのか」が気になる事項だろうなと思い、保育園申請スケジュール。合否、ダメな時の代替案、預かり時間(延長の時間など)慣らし保育期間などを聞かれる前から報告していました。
上司に「お電話よろしいでしょうか」と事前アポ取得メールをして、電話で報告していました。
職場の人に職場状況を聞く
また上司だけでなく職場の人とも、たまに連絡を取るようにしていました。
元のチームがどのような業績状況になっているか。何か困っていることは発生しているのか。欠員情報なども(人事異動情報で戻る場所を探る意味もあり)
もちろん「早く会社に戻り成果をあげたい姿勢」を見せつづけます。
実際に第二子育休明けで感じること
育休中からの定期連絡のおかげで、職場の方、上司含めて「育休明けも頑張ろう」と思っているのだなと認識してもらっていました。
- 夫が激務でワンオペ育児
- 実家は遠方で頼れない
- 急な子供の呼び出し等に私が対応する必要あり
- 保育園は19時までのお迎え
上司も知ってくれていて、正直、極端な無理が減りました。甘えではないか?と思っていたけど、私がコケて業務に支障が出るより、上司からすると状況を知っている方が仕事を振りやすかった見たい。
働き方改革の恩恵もあってか、第一子の時よりスムーズに復職できました。
育休中の情報共有は大事
育休中は会社の情報が無くて不安ですよね。
私は第一子で失敗したのですが、「育休明けの復職で上手くいかなかった」他にも社内にいます。
- 1年以上連絡してなかったら部署のメンバーがほとんど変わっていた
- 復職前面談で希望を出しても通らなかった(事前のネゴが必要だった)
- 何ヶ月前から知っていれば対応出来たのにとぼやく上司もいた
基本的には育休明けは「産休前のポジション」に戻すのが大前提ですが、ある程度人数のいる企業の場合は、玉突き人事やポジション変更もある。
組織は人間が動かしている。育休から復帰前までにどのぐらいの情報を会社と共有しておくのか、会社復帰をスムーズにするという学びです。