皆さんすっぴんに自信はありますか?
私は子供を産んでから、「すっぴん」でいる時間が多くなり、自分の顔をまじまじと見る機会が増えたなと思っていました。そんな時ついつい目に行くのが眉毛。
私はもともと眉毛が薄めなので、すっぴんの麻呂顔が辛い!眉毛が薄い顔ってちょっと怖いですよね。
またメイクがあまり得意ではないので
- 眉毛の書き方が左右差
- 流行に合わせて太さなどをいじるとうまく描けない
- 眉頭の位置が毎日違う
と言うのも悩みでした。
アートメイクで、眉毛のベースラインを決めれば、
- 毎朝のメイクにブレがない
- お風呂上がりの麻呂顔が気にならない
- メイク時間短縮
- ヨガなどで眉尻が消えていくこともない
アートメイクで「ストレス減と時間短縮」になるのでは?と長年思っていました。
とはいえ、自分の顔に刺青を入れるのはちょっと怖い。また眉毛の形に流行があるので、ずっと同じも嫌だと足踏み状態。
しかし、皮膚科勤務の友人から
- アートメイクは、肌のターンオーバーに合わせて2、3年で消える
- 黄金比を使ってベースの眉毛ができ、メイクがとても楽になる
教えてもらいました。
2、3年で消えるのならいいかなと思い始めました。
忙しいワーキングマザーの時短術、「アートメイク」に挑戦してきました!
目次
アートメイク クリニック探し
ネットでアートメイクの種類を調べる
アートメイクって一口に言っても、たくさん種類がありました。
- 2つの技術 → 手彫りかマシンか
- 1D〜4D(立体具合で異なる)→アートメイクの教科書
私の希望は「ベースラインに自然の毛並み」を出してくれるだったので、迷いなく4D+手彫りのクリニックを探す必要がありました。
やってもらいたい技術を持っているクリニックを探す
アートメイクは医療行為なので、サロンよりもクリニックで受けることをお勧めします。→ヨミドクター
医療者の施術がポイントになります。(医者や看護師)
アートメイクは技術によるものなので、できるだけ施術患者数が多いクリニックを選びました。
しかし、技術者のレベル(初心者もアートメイク何百例実施者も同じ価格で、どれに当たるか運によるクリニックも・・・)が分からないのも少し不安でした。
そこで、美容院のように「技術者レベルで費用分け」のクリニックを選択しました。
皮膚科勤務の友人より、インスタや、ホームページ等で、ビフォアアフターの実際の患者さんの写真を多く載せているクリニックを選ぶといいよ!と聞いたよ
技術に自信のあるクリニックは必ずHPに、写真付きでアートメイク前後の写真を掲載している施設が多いので、それを参考に選びました。
クリニックでの施術になるため、皮膚科医が常勤か何名いるのか、も調べました。
費用は?
その上で、アートメイクにかかる費用と相場観を調べました。平均的に1回、4万円〜8万円ほどの価格のクリニックが多いです。
私の場合は110,000円(2回分)のクリニックにしたよ!
アートメイクは1回では定着しないことが多いので、様子見でまず1回、その後のフォローで2回目までの費用が込められているものを選択しました。
予約から診察までの流れ
まずは電話で予約、所要時間と必要事項の説明されます。(アートメイクは2時間半、眉毛は普段の形を見るのでメイクして来院とのこと)
↓この普段通りのメイクで訪問しました。パウダーでぼんやり書く眉毛です。
私が予約したクリニックはキャンセルが2日前まで、慎重に予約する必要があります。(キャンセル料取られる)
来院後、問診票、アートメイクの注意事項の書類にひたすらサインをしていきます。
見た目とは裏腹に(失礼)、敬語が抜群に使える受付の女子の説明を受けて、問診表に記載をしていきます。
問診内容
- アレルギーの有無
- 現在までの顔への治療歴(レーザー、脱毛など)
- 使用できない薬、服薬中の薬(ホルモン剤系は定着を妨げる)
- 麻酔薬使用の注意
- アートメイク実施後、色が入らないタイプもいて1年で薄くなるケースもある
(後ほど、看護師さんに聞くとオイリーな肌質は色が入りにくいと言うコメント)
皮膚科医の診察
診察室で、肌や体調の様子や、問診票を見ながら質問をいくつか受けます。
「では問診と診察の結果、今日の施術はOKです」と言われると、
別部屋へ移動します。その後、実際に施術する看護師さんと眉毛の形を決めていきます。(その方が施術者になります)
アートメイク施術
眉毛の黄金比を測る
まず黄金比を自分の顔から測ってもらいます。
物差しを使いながら、自分の口角から眉尻まで、眉頭のバランスなどを測り、眉毛の長さを決めていきます。
黄金比率とは顔だけでなく美術や建築などにでもほとんどの人が美しいと直感的に感じる比率。人それぞれの骨格や、目、鼻、口のバランスに合った眉の形にする事でより美しい顔に仕上げることができます。
基本的な眉毛の黄金比を作るためには、①左右の眉頭の高さ ②眉山の位置 ③眉の長さを意識して整えていきます。
https://ecarg.jp/column/eyebrowstyling/1476
人間の顔は左右差があるので、どうしても計測上は合っていても、鏡に写ってしまうとアンバランスに見えます。
そこを施術者の方と相談しながら、「アンバランスに見えないように」小さな点々で細かく調整をしていきます。
眉毛のデザイン決定
ひーこれ大丈夫?とまずは不安になりました。
太く見えますが、1ミリ程度は縮んでしまうので、少し大きめにデザインをされます。
私は右のこめかみ辺りに骨が出ていて、そこに眉毛がかかるとのっぺりした顔に見えてしまうので、その辺を調整してもらいました。
眉毛に流行があるので一般的な眉毛の太さにしてもらい、通常はメイクで太くしたり細くしたりその辺を調整することにしました。
施術開始 麻酔をかける
麻酔はリドカインと言うクリームです。15分〜20分程度、表面麻酔をかけます。
その間はしばらく待機。私はKindleで本を読んでいました。
表面麻酔なので、施術中に切れることもあります。
痛みが出たら中断してクリームを塗り直しますので、大丈夫ですよと声をかけられました。
施術開始 4D+手彫り
1本1本手彫りで掘ります。
私がお願いした方は、基本的には施術経験数がある程度あり、院内の試験に合格したレベルです。実際の施術は全然痛くないです。
皮膚を刺す時の「グサ」と言う音の方が怖い。カミソリで皮膚を引っ張られている感じですが痛みはありません。
ある程度掘ると、染料を塗ってインクが染み込むのを待ちます。
この時間を長くおくと濃くなりすぎてしまうので、ストップウォッチでタイムを図られていました。
片眉(正面から見て右側の眉)が彫られて、確認します。私がイメージしていたアートメイクより、とても自然な形で眉毛が出来てます
眉毛の仕上がり微調整
眉頭が少し右の方が下がっている、左の眉頭の下にもう少し!など気さくに調整してくれるよ。
2人で鏡を見ながら、再び手彫りで毛並みを入れてもらいます。
細かい方だと1本1本の微調整を求められると、女性の美意識が高いですよねと笑っておられました。
少しお直ししてもらって出来上がり。自然です。
1週間は眉メイクをせず、ワセリン(感想防止)を塗ります。
かさぶたができ、施術後、2、3日は濃い眉毛になると言われていました。かさぶたが自然と取れて、色が安定するまで1週間程度お待ちくださいとのことです。
アートメイク実施 1週間経過
1週間経過、自然な形で眉毛が出来上がりました。これ何もメイクをしていません。
1回目アートメイクの後は、2,3ヶ月で調整(2回目)をすることを勧められたので予定しています。
忙しいワーキングマザー、毎朝の化粧の時間や、すっぴん時のテンションアップにアートメイクは良いな。
ただし1,2年で消えてしまう肌質(新陳代謝が活発なオイリー肌)の方は、11万円は高いと思います。お肌の体質にもよると思いますが、3年は持って欲しいなあ。
しかし、眉メイクのベースが出来たことで、ストレスが軽減、眉毛がイマイチ、メイクがイマイチも減り、ヨガでもたっぷり汗をかいて来れます。
忙しいワーママみなさん、アートメイクもぜひ検討されてみてください。