ワーキングマザー1年目は辛かったですか?
私のワーママ一年目の危機、思い起こせば4年前(遠い目)
長男1歳1ヶ月の4月。職場復帰に伴い部署異動。辛い一年の始まりでした。
毎日朝7時に家を出て19時に帰宅。
やり残した仕事を子供を寝かせた22時頃からパソコンを開きそっと行っていました。
サボってるわけでもないのに、なんでこんな毎日毎日追い立てられるのか・・・
加えて仕事100%に打ち込んでいる夫にイライラしておりました。
このままだと、仕事も家庭もダメになるとぼんやり思っていました。そこで今日は当時の私が「ワーママ1年目を乗り切るために」取り組んだことをまとめてみました。
目次
私損してる?夫へのイライラを転換した軌跡
今振り返ると、全ての苦しさやイライラの原因は孤独でした。
実家遠方、ワンオペ育児に加えて、職場にワーママが私のみ。
誰に相談して良いのかも分からず、悩みも不安も不満もぜーんぶ自分で抱えていた。
- 子供の体調不良対応も私
- 毎日の送迎から寝かしつけまで私
- 多忙な夫に変わり家事も私
- 仕事は時短勤務では無いので、フルの量がある
職場では18時に帰ることが申し訳無さすぎて、常に平身低頭(時間給でも無いのに)
なんか私ばっかり…損してる!!!
この感情は、どこに向かったかと言うと… 夫です!! (ひー)
要は、私もこれだけ辛くて大変なんだから「あなたも同じ思いしろ!」
怖い呪いにかかりました。
離婚の危機も感じた
夫からすれば、やっと仕事を終えて帰宅すれば
- 常に妻は不機嫌でパソコンを開いている
- たまに手伝っても褒めない
- 子供には優しいけど、何故俺に冷たい?!
そんな生活が半年ほど経った後、そんなにいつも不機嫌なら
子供を引き取るし好きにしていいよ。とぼそっと一言。
この一言が私の逆鱗に触れ「こんなに育児も家事もやらないのに、私が専業主婦でも離婚して親権取れる訳ないでしょ!」
で一蹴しました。(鬼)
仕事に全力投球することにした
私も本音はこのままではダメだと思っていました。仕事も家庭も中途半端な気持ち。
環境は変えれないから仕事を辞めようかなと。
でも悔しい!私は楽しく働いていたはずなのに!なぜこうなったのか・・・
そこで辞める前に仕事で成果を出すに注力しました。
家庭ではなく仕事?!そうです。 仕事。
10年以上勤めて評価も受けてきて「結局、育児に負けて辞めた人」の烙印は今後の人生に響く辛さだと当時は感じました。
これだけでした。
どうせ辞めるなら、半年でやれるだけやってボーナス貰って辞めてやろうと。
仕事をまず効率化するためやったこと
保育園のお迎えがある以上、仕事では18時がリミット。ここまでに仕事を終わらせなければなりません。
全ての業務を棚卸しました。やったことは選択と集中です。
生産性にフォーカスするために、まずやること、やらない事を決めました。
- 業務の優先度付けと8割仕上げ
- スキマ時間の効率活用
- ITツール(ショートカット含む)を使う
- 午前中に集中して生産性を上げる仕事をする
- 人間関係にも気を配り報連相は細かく
少しずつ成果も出てきました。
すると短時間なのに生産性が高いと評価も上がり、なぜか出産してから雰囲気も良いと言われるようになりました(関係無い)
仕事が時間内に終えられると、帰宅後の仕事をする時間が減り、今度は生活を整え始めました。
仕事の次は家庭の効率化
仕事と同じ目線で生産性にフォーカス。
- 時間測って無駄なものを減らす
- モノを減らす
- 効率化できる家電や外注サービス
- ベビーシッター導入
新しい家電やトライできるものは全てやってみて自分に合うものを残す。 良いベビーシッターさんに出会えたことも大きなポイントでした。
ある日ふと「あれ?」なんか仕事も家庭もうまく回ってると、ワーママ一年生の終わり頃、気づく日がありました。
夫にイライラしない。
仕事がうまくいくと家庭も上手くいくなんて昭和感満載ですが。
生産性にフォーカスしてやる事、やらない事を決める
ワーママ一年生の私には大きなマインドセットでした。
夫の家事しない問題はどうした?
しかし、このままだと「家事育児しない夫問題」は解決していません。
そこで何に私は夫に対してイライラするのか?掘り下げてみました。
夫へイライラしたら、iPhoneのメモ帳へ全て書くのです。
例えば(イライラしたら◯を書く)
- 料理をしない×
- キッチンに使ったコップ放置◯
- ゴミ袋がパンパンなのに替えない◯
3日もやればOK。
浮かび上がってきたのは…私ルール通りに片付けられてない事が嫌!でした。(酷い)
人に頼んだら、後は見て見ぬ振りが円満のコツと言われますが
見て見ぬ振りできない(神経質なので)でもここがストレスポイントと判明。
夫が家事してくれない事より、自分の思った事をやらないのが嫌なんだと分かりました。
夫の教育をすることにした
全部自分でやるか、自分好みに教育するか、二択しかありません。
よし、夫に家事の教育をしよう!
そこでどうアプローチすると上手くいくか?と夫を観察しました。
理系夫は取説など細かく読むタイプ。曖昧な指示嫌い。私ルールとか何それ?のタイプ。
マニュアルを作ろう!
マニュアルを作って誰にでも分かる仕組み作り
お願いしたい家事はマニュアルを作りました。
✴︎お弁当箱の帰宅後処理
- お弁当箱は下洗いする(理由は臭い、油汚れ取りのため)
- 食洗機に入れ、夕飯使用済み食器が入ってるから一緒に回す。
- 風呂上がりに終わってる食洗機を開ける
夫には何か頼むたびに細かくお願いをするようにしました。(メールで指示送る、理由もつける)
密な報連相が結果的に自分を楽にします。
5年目になって、身に付いたマニュアルはもう勝手にやってくれるようになりました。
あの辛い暗黒時代から5年経って
私は不機嫌を止めました。 私も不幸だから、お前も不幸になれ思想は全員不幸になるしかありません。
自分をご機嫌にするために
- 生活を整える
- 周囲を観察する
- 自分が働きかける
この4年間でよくわかりました。
私もまだまだワーママ5年生。これからも試行錯誤で頑張ります。