子供へイライラする、怒りを感じてしまうこと、ワーママの皆さんはありますよね?
私自身もよくあります。
やっと仕事を終えて疲れて帰ってきて、長男が「ご飯まだ?」次男は「抱っこー」。次男を片手に抱っこして、ご飯を作り終えたら、長男が「うどんが良い、お米は食べたくない」なんて。
なだめすかして子供達に食べさせていたら、グズグズの次男が牛乳入りコップを床にビシャー!長男は「違うご飯がいいー」
「もう、食べたくないなら食べなくていい!!」なんて、怒ってしまうこともあったな。
つい怒ってしまうのは、ママに余裕が無いから、冷静に考えたら怒るほどのことでは無い。分かっているけど、イライラして怒ってしまうことがあります。
子供に怒りを感じた朝
我が家はリビングを遊びのスペースとしてます。そのため「ご飯よー」と声をかけて、子供たちが席に着いたら、すぐにいただきます!です。
しかし上の子、最近、なかなか座らない。遊びが止められないのです。
親として「集中しているなら、待っていてやりたい」「しかし早く食べて欲しい」なんて葛藤。しかし、下の子はお腹空いてグズグズする。最近では先に食べ始めることが増えてました。
今朝は私が外出する用事があり、下の子も一時保育の為、急いでいました。そんな中相変わらず席に着くのが遅い長男。
イライラが積もりつつ・・・。朝食のお皿をチラ見。
遅い上に、好きなもの以外に手をつけてない上の子にブチーン!「みんなと食べ始めないなら食べなくていい」と怒ってしまいました。
湧いた怒りから思い出した選択理論心理学
そんな時、ハッと思い出したのはこちら。
グラッサー博士の選択理論心理学です。
選択理論心理学の特徴
選択理論では、すべての行動は自らの選択であると考える心理学です。自らの行動を選択できるのは自分だけなので、自らの行動は他人に選択されないし、他人の行動を選択させることもできないと考えます。そのため、問題が発生した時には、相手を受け入れ、自分との違いを交渉することで解決します。その結果、良好な人間関係を築くことができると選択理論では考えます。
従来の心理学(外的コントロール心理学)では、人間の行動は外部からの刺激に対する反応であると考えられてきました。 そのため、問題が発生したときには怒る、罰を与えるなどの強い刺激を相手に与えることで、相手を思い通り動かして解決しようとします。 しかし、その結果人間関係は破壊されてしまいます。
https://achievement.co.jp/feature/choicetheory/
この選択理論心理学では、
と定義されています。親だからと言っても毎日「ガミガミ」の親だと、子供の上質世界から追い出されてしまうかもしれません。
だって、自分のことを「外側からコントロールしようとする」人を「上質世界」に入れたいなんて、思わないですよね。
そのために使える「7つの習慣」が選択理論心理学の中にはあります。
7つの致命的な習慣
- 批判する
- 責める
- 罰する
- 脅す
- 文句を言う
- ガミガミ言う
- 目先の褒美で釣る
うわ~まさに、今日やってしまってます。子育てでも、人間関係構築でもアウトですよね。自分が相手から信頼され、その上質世界に留まるには「やってはダメな手法」です。
7つの良い習慣
- 傾聴する
- 支援する
- 励ます
- 尊敬する
- 信頼する
- 受容する
- 意見の違いを交渉する
意見の食い違いが起きても「7つの良い習慣」を使って、お互いが受け入れられる「提案」をしていくことが大事。
子供への怒りを分解して考えてみた
この選択理論心理学の「7つの習慣」をじっと読み、手帳にコピーして貼り付け反省中。
今回の引き金なんて「食事が遅い」たったこれだけなのです。
- 片付かない
- 出かけられない
- 遅刻する
なんて、長男からしたらまさに大人の都合!!関係ないのです!!(反省)
日々、差し迫っているワーママ日常で余裕が無いと子供に怒りが向いてしまう。さらに「7つの致命的な習慣」を使って、叱責していれば子供は離れていってしまいます。
→子供との人間関係が崩れる→親子関係の悪化の引き金へ。
これは、大人に余裕が無いことも問題ですね
長男が早く食べたくなる、私に余裕を持たせる(家事育児の効率化)ように、仕組みを大人が変えなければと、思考の転換をしました。7つの致命的な習慣を使わなくて済むようにするのです。
仕組み変更の一例↓
子供へイライラ、怒りが湧き出てることはあります。問題はその後の怒りの対処方法。
「7つの良い習慣」をうまく使って、ワーママ自身が快適な子育てライフを送りたいですね!