アタマジラミってご存知ですか?
保育園のお迎え時、年長クラスの担任より一言。
お兄ちゃんにアタマジラミがいましたー。弟くん含めて除去お願いします!」
保育園に通って5年、初めての「アタマジラミ発見」通知に凍りつきました。
頭髪に寄生して頭皮から吸血するアタマジラミ。“不潔”というイメージがあるかもしれませんが、それは大きな間違いです。保育園や幼稚園では頭を寄せ合ってお昼寝をしたり、お風呂やプールでタオルやブラシを貸し合ったりすると、清潔にしていても簡単に感染してしまいます。福祉保健局などへの相談件数は増加傾向にあり、またプールの時期だけでなく、1年を通じて被害が見られるので、常に気をつけておくことが必要です。
https://www.earth.jp/gaichu/wisdom/shirami/article_001.html
目次
アタマジラミ発見!まずどうする?
夕方18時半。保育園の駐車場。
とりあえず、髪を切るしかない!!と行きつけの美容院に電話しました。
あいにく当日と翌日は予約がいっぱい。諦めて電話を切ろうとすると、美容師さんが「アタマジラミの対処法」を教えてくれました。(3人の子持ち)
すぐに髪は切る必要ある?
急いで髪を切りたくなりますが、髪を切る必要は無いですよ。
まずはアタマジラミ専用シャンプーで除去してください。
- 専用シャンプーで頭を洗い、5分程度おく(染み込ませる)
- シャンプー付属のクシですきながら、アタマジラミを洗い流す
- 卵が根元に付着しているので(ふ化する期間)、2日おきに、3,4回は続ける。
薬局(ドラッグストア)に売っています。即、薬局に向かい購入。
2000円程度でした(シャンプー棚に置いてなくても、店員さんに言えば奥から出てきます。医薬品扱いで店頭に並んで無いケースあり)
また、「卵を梳いて落とせる櫛」(シャンプー付属の櫛では成虫しか落とせない、目が粗い)も教わったので、我が家は今後のために即購入しました。
家族はどうする!?
家族も全員、専用シャンプーで洗髪です。寝具やタオル共用で感染可能性が有ります。
我が家は長男、次男、私の3人が一室で寝ているため、全ての寝具(枕、布団カバー類)を洗濯して、その日から全員シャンプーしました。
また洗髪後にも、大人が櫛と指で「フケのような卵」も除去する必要があります。(孵化して成虫化させないため)
気になるのは、次男。幸い見つかりませんでしたが、保育園児はアタマジラミにかかりやすいです。お昼寝などで寝具が近い、長時間同じ環境にいる。
兄弟、姉妹で罹る子も多く、気を付ける必要があります。
5、6歳の自立時期はアタマジラミに要注意!
保育園児はアタマジラミが流行しやすいと聞いて注意はしていました。
そのため、保育園用の帽子は毎日洗替え(3つ購入)お風呂では私が息子達の頭はしっかり、洗髪していました。
おかげで年小、年中はアタマジラミには罹ったことなかったよ!
しかし年長さんになって、息子が「自分で髪を洗いたい!出来る!」と言い始めていました。来年は小学生だからと、ここ10日間ほどお任せしていたのです!
- 洗髪時間が短くなる(こめかみ付近の洗いが甘かった=シラミ発見部位)
- ドライヤーも浅めになる(髪が乾いてないので、卵が張り付きやすい)
自立の一歩と喜んでいたけどアタマジラミ発見の一撃でした、涙。この5、6歳の自立時期は洗髪が甘くなり、感染が増えるとも聞きました。
アタマジラミ発見後の子供心のフォローが肝心!
今回の駆除後に、私が1番気にしたのは長男の気持ちです。自分の頭にシラミがあったと聞き喜ぶ人などいません。特に多感な幼少期。
保育園の対応
保育園は発見後は、園児を別部屋に呼び、アタマジラミを除去(先生がクシを使って拾う)その後は何もなかったようにクラスに戻し、保護者にはこっそり伝えてくれます(イジメなどに発展しないように配慮している)
保護者掲示板にシラミが出たと報告あり(誰かは不明)、感染リスク管理も行っています。
アタマジラミ発見を理由に、保育園を休む必要は無しでした!
(ワーママ的に重要ポイント)
家庭でのフォロー
長男に「シラミ出たのどう思った?」と聞いてみました。
「恥ずかしかった、ちょっと嫌だった。」
「そうだね、でも恥ずかしくは無いよ。シャンプーでこれからもしっかり自分の耳の横まで洗おうね」と伝えました。
正解は無いのですが、長男が「もしかしたら自分が洗髪を始めたから」アタマシラミが出たのかもと思っていたら…が懸念でした。
チャレンジしても失敗はある。でもチャレンジし続けないと現状からの変化はない。
長男が何も行動起こさないことが安全と思わぬように、フォローしながら見守りたいと思ったシラミ発見でした。
アタマジラミ予防に家庭で出来ること
保育園児、アタマジラミは年中気にしておく必要があります。とは言え、暑い時期はやはり冬よりも感染が増えます。我が家が有効だったアタマジラミ予防策はこちら。
- 洗髪は毎日、しっかり洗い乾かすこと
- 寝具の共有は避けること(兄弟児)
- 子供自身に洗髪を任せない(保護者が洗髪後の洗い流しをしっかりする)
- 帽子類は汗をかいたら洗濯する
「感染症はいつかあるもの」と情報を知ってうまく対処したいですね!お役に立ったらシェアしてくれると嬉しいです。