子どもの「教育費」の準備はどうしていますか?
幼稚園から大学まですべて国公立だった場合は約800万円であるのに対して、すべて私立だった場合は約2,200万円、その差は約2.8倍に上ります。おおよその目安として子どもの学費は、約800万円~約2,200万円かかる。https://www.hokennavi.jp/cont/column-life-edu-005/#h3LinkA01
もちろん、この金額が全てではなく、小学校から高校生までの学費は、生活費の一部で捻出している家庭がほとんどだと思います。
一番大きな教育費は「大学費用」ですよね。今日は生まれてくる子供の「教育費」をどう作るのか?18年後を考えた話をまとめてみました。
出産前から考えた教育費をどうしよう?
6年前の長男出産前、やっと産休に入った私は「あーやっと出産準備ができる!」と、子供を産んだ後の事を考え始めました(遅い)
児童手当も貰えるみたいだし、産まれてくる子供のために「どうやって教育費を用意していこうかな?」と考えました。
大学に支払う費用は、入学金・授業料・施設整備費などがあり、国公立4年間で約240万円、私立文系4年間で約390万円、私立理系4年間で約520万円となります(文部科学省 平成26年度「子供の学習費調査」
総教育費800〜2000万円はともかく、まずは18年後の大学費用を作れるのかな。
貯金や預金といっても、この超低金利時代。普通に貯金してても「増える額」なんて微々たるものです。厳しい事だけは薄々気づいてました。
そんな中、生まれてくる我が子の持つ「武器」に気づいたのです。
資産運用における子供が持つ強みとは?
生まれてくる子供、全ての子供が持つ最強の武器は「時間」です。
「大学入学費用」が必要になるのは18年後。
資産運用において「時間」は強みになります。
- 投資の期間が長くとれる
- 投資のタイミング(投資のチャンス)が増える
- 複利効果を活用できる
預金をするより、時間を武器にして運用する。手数料が安いもので長期で複利の力で運用すればいい!と知りました。
時間と複利の関係
時間を有効に使うには、重要なのは複利の力です。
複利とは「元本だけでなく、利子が利子を生む」という考え方。アインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだもの
例えば、毎月1万円を子ども用に18年間、積立預金したとします。
毎月1万円×12ヶ月×18年=216万円
同じく毎月1万円を18年、複利で運用してみます。
- 1%運用なら236万円(20万円増)
- 3%運用なら285万円(69万円増)
- 5%運用なら346万円(130万円増)
積立預金とは全然違う結果になりますね!
つまり、教育費をどう作ろうかと考えた時に、子供は「時間」という武器を持っています。「複利」の力を使って運用する、が候補になります。
資産運用って減ることは無いの?
しかし大事な教育費。減ったら困りますよね。
もちろん、預金と違って資産運用をすれば、減る時もあります。リスクがあるからリターンがあるのです(投資の基本)
しかし世界経済が資本主義を軸に置く以上、時間とともに回復してきます。そして経済の波があるから、資産が増えていくのです。ドルコスト平均法という考え方です。
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多くなり、価格が高いときの購入量は少なくなります。
また預金が安全な訳でも無いのです。
いわゆる「インフレリスク(物の価値が上がる)」です。現在の100万円が、18年後に同じ価値があるとは限りません(子供の頃の缶ジュースの値段を思い出してください。上がってませんか?)
貯蓄積立=安全な資産運用ではない。18年もあるなら「何にどう投資するか」を重要と気づきます。
教育費の運用には「時間」を使う
結局、私はドルコスト平均法で「積立」で教育費を資産運用していくことにしました。
子供の持つ武器は「時間」です!
「時間」を上手く使って、大きくかかる「教育費」を賢く運用して行きたいですね!
https://www.wa-mamaharu.com/entry-3-decided-things