共働き家庭の皆さん、夕飯はいつ(朝昼夜)作ってますか?
帰宅後?朝に準備?それとも土日の作りおき?
我が家も1人目育休明けからは、日曜日に作り置き副菜4品、メインは冷凍つけおき品↓(こちらの本を参照)1週間の献立を考えつつ「仕事から帰宅後に焼く煮る」などで乗り切ってきました!
しかし、次男の育休中にホットクック導入後してからは作り置きは止めることにしました。
帰宅後の夕飯準備って大変だったけど、ホットクックが快適にしてくれたのです!
しかしホットクックの予約調理は使ってはいけません。
ホットクックを使い始めた時、多くの人から「ホットクックの予約調理が便利?帰ったら夕飯できてるんでしょう?」と聞かれました。
しかし、共働き家庭には「予約調理」はオススメしません!
理由は色々あるのですが、すべては共働き家庭、ワーママが出勤前に準備することによる「予約時間が長すぎる」事が原因になります。
ホットクックは予約時間を長引かせると美味しくない!
今日はホットクックの予約調理をオススメしない理由についてまとめています。
ホットクックの予約調理の仕組み
ホットクックの予約調理は便利ですよね。実際、SHARP(ホットクック製造元)のホームページには「予約調理」について、下記のように記載されています。
「予約調理」
朝セット、帰宅時にはアツアツ料理ができている!
食材の衛生面に配慮しながら、最大15時間の予約調理の設定が可能。
出かける前にホットクックに食材をセットしておけば、帰宅後すぐにできたてアツアツの夕食が食べられます。
ホットクックの予約調理の仕組みは
- まず料理を作る
- それを雑菌がわかない高温で保存する
この2つで成り立っています。
つまり「先に作って、あとはずっと腐らないように、予約時間まで加熱をして温度をキープする」仕組みです。要はずっと「火が入っています」
↑SHARPのHPよりお借りしています
なぜホットクック予約調理は先に調理するのか?
カレーやシチューなどを「40度から50度で保存」するときに、菌が発生しやすいのはご存知ですか?「ウェルシュ菌」という食中毒になる菌です。
ウェルシュ菌は、カレーの材料になる肉や魚介類、野菜に付着しています。またカレーは大量に加熱調理されることが多い上に、室温で数時間放置されることが多いという点が菌を繁殖させてしまうのです。 〜中略〜 体内に入ったウェルシュ菌は、腸管内で増殖して芽胞をつくりますが、芽胞をつくるときにエンテロトキシンという毒素をつくります。その毒素によって、下痢や腹痛といった食中毒特有の症状が現れるのです。
https://weathernews.jp/s/topics/201907/100085/
このウェルシュ菌が繁殖する温度は43~45℃と言われいます!
ホットクックで予約調理をして保存する時は、「食品が腐敗、菌が繁殖」をしない高い温度で保存されてしまうのです。そうすると予約した「料理」はどうなりますか?
1、2時間ならいざ知らず、フルタイム勤務で予約から8時間後に帰宅。いざ実食!となると・・「あれ?美味しくない(予約調理してない時に比べて・・・)」
加熱時間が長すぎるので、野菜はくたくた、お肉は旨味成分が出てパサパサになりやすいのです。
ホットクックの予約調理はオススメしない
「予約できないならワーママには意味ないじゃん!」
と思われた方、そんなことはありません。かき混ぜ棒がついていて、真空調理ができる自動調理機なんてホットクックしかありません。
長時間放置の予約調理が向いてないだけで、時短には多いに役立ちます。
私は「予約調理」をせずに毎日使っています!
- 朝食時に具材カット→ 帰宅後にホットクックに入れて料理
- 朝食時にホットクックで作る→タッパーに入れ帰ったらチン
個人的には「ホットクック料理は出来立てが1番美味しい」ので、①の帰宅後にホットクックオンの頻度が高いです。
具材さえ切っておけば「スイッチオン」で、あとは合間に入浴や着替え、翌日の準備などすれば30分程度で出来上がります。
↓勝間和代さんのホットクックレシピがとても美味しいので必読。
予約調理しない日の一例 「トマト鶏肉野菜煮込み」
では、予約調理をしない我が家のメニューを一つご紹介します。
まずは朝食時に「夕ご飯用の準備」をします。今日のメニューは「トマト鶏肉野菜煮込みです。
- 野菜を切る(トマト、白菜、じゃがいも、人参、マッシュルームなど)
- 塩分0.6%の塩を入れる(具材が1kgなら6g)
- 鶏肉を解凍しておく(冷凍庫から冷蔵庫へ移すだけ)
夏場なら、内鍋ごと冷蔵庫へ入れます。冬場なら内鍋を暖気が当たらない場所へ置いておきます(玄関とかw)
帰宅してから
- ホットクックの内鍋を冷蔵庫から出す
- 鶏肉を入れる
- ミートソースコース(約30分)でホットクックにセットする
このまま、子供たちと着替えや入浴をします。そしてお風呂から上がってくると・・・「出来立ての煮込み料理」がホットクックに用意されています!
予約調理で、出勤前8時に予約調理19時セット(12時間後)もしたことがありますが、その時は「くたくた過ぎる野菜と、パサパサの鶏肉が・・・」と味がイマイチだった。
やはり長時間の予約調理と、出来立て調理を比較すれば「ホットクックは出来立ての方が美味しい」この美味しいが重要なのです。
美味しくないと続かない!のです。
忙しい共働き家庭にはホットクックは「ワーママ家電の三種の神器」なのは間違いない。
その便利なホットクックを使う目的は「楽に美味しくご飯を毎日作りたいから!」ホットクック効果を最大限に発揮する為には、長時間の予約調理はオススメしません!
ぜひ「ホットクックの自分なりの上手い使い方」を見つけて、お互いワーママライフを楽しみましょう!