自分の生き方に影響した本ってありますか?
これまでの人生で多くの本を読んできましたが、つい今も手に取る書籍たちがあります。読む度に新たな気づきがある。もはや「人生の参考書」です。
ビジネス書は少ないのですが、私の根幹を築いている本です。
- 差異化
- 結果思考
- 自分軸をもつ
- 違和感を大切にする
- 人は人、自分は自分
- 人間はダメなところがあるから愛しい
現在の生き方、根幹的考え方に大きく影響していると思う書籍たち。今回はこちらのご紹介をします。
初速思考
古い本で、何度も読んだ後に、後輩に貸したっきり返ってこないのですが、今も時々思い出します。
早くやることが価値を生む
異動が多く、悩みながらの20代でしたが、3ヶ月でここで結果を出さないと私には価値がない、と自分を鼓舞するのに使っていました。
何事も丁寧に満遍なくやることが「良い」とされる日本の教育。受けてきた身として考えさせらることが多かったです。
「スピード」に焦点を当てて、早くやることがどんな結果をもたらすのか、私の仕事のやり方に大きく影響した1冊です。
作者の金田さんは現在も外資系企業でご活躍されており、書籍も他に多く出されています。
結果は行動する前に8割決まる、29歳からの人生戦略ノート、など。普通のサラリーマンでも目的とやり方を選べば、ここまで思考と行動が深くなると気付かされます。
断る力
読んだ時に衝撃を受けました。物事を効率的にやる、戦略的にやる、そんな事ばかりを考えがちですが、一番大事なのは引き算の仕方を学ぶ事です。
人生は有限であり、嫌なことから離れるためには断らなければいけない
断る=減らす、止める 技術について教えてくれます。
勝間和代さんは多くの本を出されていて、参考になるものも多いので、全てオススメできます。Kindle Unlimitedで読める本も多いので活用されてください。
ねじまき鳥のクロニクル
誰にも迎合することなく、違和感を大事に自分の気持ちを大事に生きる
主人公は、妻の失踪から色んな出来事に遭遇します。抽象的だったり、現実感がなかったりする場面も多いのですが、それらから主人公が少しづつ妻と自分を取り戻す物語だと思っています。喪失と再生。
「自分はどうしたいのか」
「本当に大事なものは何か」
「得体のしれないもの、自分を損なうものは何か」
「痛みを伴っても、捨ててはいけないものがある」
私の中で、自分の人生を生きる指針になっています。「正しいこと」より「自分の違和感、感覚を大事にする」自分軸を作る根幹に根付いています。
他にも、村上春樹さんの著で何度も読んでしまうのは、遠い太鼓、雨天炎上、国境の南太陽の西、ダンス・ダンス・ダンス です。
思いわずらうことなく楽しく生きよ
犬山家の三姉妹の物語。色んな女性(キャリアウーマン、専業主婦、ノンキャリ)の生き方が参考になります。
私の中の女性生き方ロールモデル
次女、犬子の生き方が眩しい。仕事はバリキャリだけど、恋愛や心情に関しては情熱的で「ああ、自分に素直に生きるってこういう事か」と思ったり。DVにあっているのにぼんやりした長女、ホームレス男性と学生時代に関係をもつ三女。熟年離婚した両親。
内容は破天荒ですが、江國香織さんの、みずみずしい文章がちっとも泥臭く感じさせません。
結局人間は感情の生き物であり、見たいものしか見ていない。
でもその不合理を持つから愛すべき人間だなと思い知らされます。
実はVoicyにも引用して、題目をつけています。「ワーママは賢く強かに楽しく生きよ」です。→ Voicy「ワーママはるラジオ」
いかがですか?人が読んでいる本ってなんだか気になるし、面白いですよね。
よかったら皆さんも読んでみて、「自分なりの響きポイント」を見つけてください。面白かったらシェアしてくださると嬉しいです。